昨日、押阪 忍さんが6月29日に亡くなられたことを知りました。
あれほどのお付き合いをさせていただいた先輩、仲間、友、
その逝去を10日も経ってから知るなんて・・・・・
自分の迂闊を恥じ、世の中の変わり様を痛感しながら、
押阪忍さんを偲び、御霊の平安を祈っています。
テレビのバラエティー番組の古き良き時代、
番組制作者だった私は押阪忍さんと数多の仕事をしました。
私のテレビマン人生の盟友の一人だと思っています。
私の知る限り、アナウンサー押阪忍の矜持は、
終生、変わることも衰えることもありませんでした。
年齢を重ねてからも、シーラカンスアナウンサーと自称して、
美しい日本語・正確な話術に拘り続けました。
見事なアナウンサー人生を全うされたと、拍手を贈ります。
仕事の域を超えて個人的なお付き合いも深まりました。
ご家族のみなさんとも仲良くさせていただきました。
あれも、これも、思い出には事欠きません。
アヤ子さん、雅彦さん、智彦さんの悲しみは
察するに余りあります。心からお悔やみを申し上げます。
訃報に接した夜、手元のDVDを数本見て
慰霊のひとときを過ごしました。
テレビのバラエティー番組の古き良き時代を
ひさしぶりに味わいました。
押阪忍さん、長らくおせわになりました。ありがとうございました。
安らかにお眠りください。