2025年4月9日水曜日

近況

1月10日の投稿から3ヶ月以上経ってしまいました。
この間に、年齢相応の身体の劣化に見舞われて、
心臓の血管にステントを留置する手術を受けました。

80歳になった途端にこんな目に遭って、
ちょっと落ち込みましたが、
適切な医療のおかげで体調が回復し元気も回復しました。
ありがたく思っています。

1月の投稿で触れた「最初のひとしずく」プロジェクトの進行が
少々遅れてしまいましたが、諦めたわけではありません。
これから鋭意進めてまいります。

2025年も世相は暗いですね。
ろくでもないことばかり枚挙に暇がありません。

世界では、
あちらこちらで戦争が続いているし、
大国のリーダーたちは我利我利亡者だし、
世界の平和なんてことは欠片も考えていない。
大地震、洪水、山火事、気候変動、
地球の自然現象も人類を脅かしています。

日本では、
変革の担い手になるかも、と、かすかに期待した新総理は
信じられないようなガードの甘さで自滅しそうだし、
政争に明け暮れる与野党の政治家たちには何の期待もできない。
ジャーナリズムはメディアの変化に対応できずに混乱、堕落して、
自ら「オールドメディアとSNSの闘い」などと言い出す体たらく。
世界の、日本の、こんな状況から脱却しないと未来はない・・・
だから、「最初のひとしずく」を急がなくては。

こんな世相にはまり込んだかのように
フジテレビが大騒動を引き起こして憂き目を見ています。
OBである私はとても他人事、余所事にはできません。
フジテレビの危機管理能力のお粗末さが歯がゆく、情けなく、
地団駄を踏みました。
世間様に恥ずかしく、申し訳なく、
ただただお詫びするしかありません。

OBならではの所感や想い、言いたいことは山ほどあるのですが、
我田引水の擁護や反論にしかなりえない情況が
口惜しい限りです。

フジテレビは設立・開局以来66年、
多くの人が集い、働き、実績を積み上げて作ってきた会社です。
私は1968年入社、2020年まで52年間、
フジテレビの一員でした。

「母と子のフジテレビ」 「楽しくなければテレビじゃない」
「1992年のクーデター」 「三冠王時代」 「ホリエモン事件」
すべてフジテレビの社員として経験しました。
いいことばかりではありませんでしたが、
いいことも、いいところも、たくさんあった会社です。
世間様から褒めていただいたこともたくさんありました。

そのフジテレビの名がこんな形で世間に晒されたことが悲しい。
事件関係者の責任は厳しく問われなければなりませんが、
しかし、それがフジテレビのすべてでは断じてありません。
私はフジテレビOBであることの誇りを捨てません。

後輩諸君がフジテレビを継承し、誤りを正し、再生させて、
フジテレビへの世間の支持をふたたび勝ち取ってくれることを
切に願っています。

昨年いただいて咲き終わった胡蝶蘭の鉢花を
家内が自分の部屋で小まめに世話をして
今年も咲かせてくれました。
癒されています。

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