2024年2月4日日曜日

我が家の恵方巻き



昨日は節分、豆まきをして恵方巻きをいただきました。
我が家の恵方巻きは芳子さん(妻)の手作り。
手前味噌ですが、これが実に美味しいのです。

具材は七福神に因んで7種類。
鮪中トロ・厚焼き卵・高野豆腐・椎茸・干瓢・ほうれん草・桜でんぶ。
鮪とでんぶ以外は芳子さんが丁寧に調理します。
酢飯の塩梅と海苔の吟味は義母に仕込まれた腕前で申し分なし。
7本巻いて5本を娘一家に届けるのが恒例になっています。

最近になって、芳子さんが娘(亜子)に
「もう80歳だからね、恵方巻き作りも今年を最後にしようかな」と
つぶやいたそうで、これを聞いた亜子が夫や孫たちと相談して
「恵方巻き作りを引き継ごう」と全員一致で決めたとか、
早速、3人兄弟の次男、慎平くんが、恵方巻き作りの実習にやって来ました。

芳子さんと慎平くんの料理教室は、真剣に、でも楽しそうに進んで・・
見ている私は胸が熱くなりました。
こんな場面を作ってくれる、芳子さん、娘夫婦、孫たちに恵まれて、
ありがたくて、幸せでした。
2時間ほどで恵方巻き7本ができあがり、
5本を持って慎平くんは意気揚々と帰っていきました。

特別な味が加わってことさら美味しくなった今年の恵方巻き。
肥満解消を目指して節食中の私ですが、こればかりは完食しました。
食後の芳子さんと亜子のラインのやりとりを見ると、
芳子さんは来年も引退しないようでホッとしました。
我が家では余人を以て代えがたいシェフですから。

正直に言えば、
「主婦業に引退はない」の覚悟でがんばり続けてほしいものです。

2024年1月1日月曜日

謹賀新年

みなさま、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年は、
一歩でも戦争のない世界に近づけますように。

年始に以下をお届けします。
「株式会社にっぽん市」からの年賀状
浜口家からの年賀状
浜口家の神殿
鏡餅は家内と2人で作りました
浜口家伝統のお節料理
(召し上がっていただけないのが残念)






2023年12月31日日曜日

年の瀬に

年が明ければ私は傘寿、
いつもよりも感慨深い年の瀬を過ごしています。
思い出を辿って万感に浸るのは楽しいですが、
一方で、なにか物足りないという不満感もあって、
残る寿命でやれることはないかなぁと考えたりしています。

私の身近には、いつでも私を幸せにしてくれる
3人の孫(3人とも男子大学生)と
仕事のパートナーの一姫二太郎(2歳と0.5歳)がいます。
この子たちとの触れ合いが私の至福の時間なのですが、
ガザやウクライナの不幸な様子を見る度に
この子たちの未来の平和が心配になります。
平和であるために戦争をなくさなければならないのです。
そんな気持ちから先の投稿をしてしまいました。(12月28日)
いいね!をくださったみなさん、ありがとうございます。

戦争が人類の諸悪の根源です。
戦争をやめない限り、人間社会はいずれ壊滅する。
いかなる戦争もやめよう。絶対にやめなければなりません。
たぶん、人類すべての個人はそう思っているはずです。
「人類は戦争をしない宣言」を80億人で採決すれば
圧倒的多数で採択されると信じています。
そこまでの道筋をどうやって拓くか・・・・・・・
マジで、考え始めています。(笑わないでください)
これが私の残る寿命の使い道。(できてもできなくてもやります)
一緒に考えてくださる方、歩いてくださる方、
アイディアでも提案でも応援でも拡散でも、ご協力ください。
よろしくお願いします。

よいお年を・・・・・?
少しでもよい年になりますように

2023年12月28日木曜日

NHK大河ドラマ「どうする家康」の終盤。
大坂冬の陣、膠着状態に業を煮やした家康が
秀頼、淀君、千姫のいる大阪城の天守に大砲を打ち込ませる。
 秀忠「やめろ!こんなのは戦ではない!」
 家康「これが戦じゃ もっとも愚かで醜い人の所業じゃ」
苦衷のうちに家康が絞り出したこの叫びが
今年の流行語大賞であってほしいと、私は思う。
「アレ」にも「憧れるのをやめましょう」にも拍手を送りたいが、
残念ながら、地球世界の、人類の、危機的現状は深刻である。

これは地獄ではないかと思えるような、
あまりにも凄惨で悍ましいニュース画面を見ながら今年が暮れてゆく。
よいお年を!などと挨拶を交わしているが、
この先によい年なんて巡ってくるのだろうか?
人類は衰亡から滅亡への道を辿っているのでは?と
私は真剣に憂いている。
なにがいけないのか?
どうすればよいのか?
思いつくこと言いたいことは山ほどあるけれど、
人と人も、国と国も、それぞれ考え方が違うからまとまらない。
自分ひとりの微力ではなにもできないことも知っている。
それでも、なにか言わなければ、なにかしなければ、・・・・・

なにか、できそうなことを考える。

『人類は戦争をしない』と世界中のすべての人が叫ぶこと。
これさえできれば世の中は大きく変わる。
きっと、良い方への連鎖が起きる。

人類は何千年も前から戦争を繰り返してきた。
そして、戦争の無益、無残を知り尽くしているはずである。
それなのに戦争をやめない。
「もっとも愚かで醜い人の所業」である戦争をやめない、
これが愚行の極みであることに異論を唱える人はあるまい。
だったら、
世界中で、みんなで、叫ぼう。『人類は戦争をしない』
あらゆるメディアや企業や国際機関にも呼びかけて
『人類は戦争をしない』を叫ぶ運動を広めたい。

2024年の世界の流行語大賞を『人類は戦争をしない』にしよう。

賛成の人、いませんか?

こんなこと、簡単にはできないことはわかっている。
しかし、地球上の人が作った現在の社会の仕組みでは、
こんなこと、もっとできない。
・拒否権の乱用で有効な手はほとんど打てない国連。
・人の心を良き方向に導くはずが戦争の種になっている宗教。
・「民」「自由」は自分だけのことだと勘違いされている
 民主主義・自由主義
・核兵器禁止条約に参加しない被爆国、日本。
・国益に走って世界平和なんて少しも考えない各国のリーダーたち。
何を、誰を、頼れというのか?

だから、幼稚と言われようが、実現不可能と言われようが、
ひとりひとりの人の心情に訴えるほかないと思う。
私は、いまだに、性善説を信じている。

2023年9月2日土曜日

79歳の誕生日に

私の誕生日(9月1日)にメッセージをくださった皆様、
とてもうれしく拝見しました。
ありがとうございました。

今年、これまで私はブログへ1件の投稿もしておりません。
昨年初頭に(2022年1月1日)、
「今年は納得できない世情に煩わされないようにする」と
投稿しましたが、
結果、昨年は納得できないことを我慢するのに疲れ果てた1年でした。
そのせいか、言ったり書いたりする元気も無くなって、無精をしてしまいました。
簡単に言えば、いろいろあって落ち込んでいたわけです。
皆様からメッセージをいただいて、元気が出ました。
これをきっかけに、本日を以て復活いたします。
身勝手を承知の上で、今後ともお付き合い願えれば幸いです。

80歳の大台まであと1年になりました。
自分では、年齢のわりには元気に暮らしていると思っています。
仕事も続けています。
そろそろ年貢の納め時•••••なんて思わずに
自然体で行ける所まで行きます。
これからは、「終活」に力を入れるつもりです。
終活とは、一般的には、
「死ぬ時に家族や世間様を煩わせないように身辺を整理すること」
だと理解していますが、これは私の性に合いません。
葬式費用のための保険のCM、ダイキライです。
私は、死ぬ時は家族や世間様の世話になることを否としません。
「人間はひとりでは生きてゆけない」というではありませんか。
愛する人、世話になった人、共に生きた仲間、
大勢に見送られて旅立ちたい。
前の世代に育てられて、後の世代を育てる。
前の世代を見送って、後の世代に見送られる。
神代の昔から続いてきた当たり前のことだと思うのですが。
(余談でした)

私の「終活」は「人生の終盤だからこそ出来る活動」。
とりあえずは、世相に背を向けずに、非難を恐れずに、
「信念に従い・遠慮せず・諦めず」
私見をFBやブログで発信する努力をしようと思います。
人間社会は滅びのシナリオを歩んでいると憂いていますから・・・

本年も、これからも、よろしくお願いいたします。

2022年9月2日金曜日

78歳の誕生日を迎えて

私の78才の誕生日にメッセージをくださった皆様、
ありがとうございます。
私はこのところFBへの投稿も無精をしておりますが、
メッセージをいただくのは有り難く嬉しいものですね。
心から感謝と御礼を申し上げます。

78才を迎えての所感を少々。

この歳になると「マイナス生活」に陥りがちです。
体力、仕事、収入、友達、趣味、娯楽、・・・・・
頑張る、熱中する、感動する、喜ぶ、怒る、笑う、泣く、・・・・・
青年・壮年・熟年の頃にはたくさんあったものが
老年になると少なくなったり無くなったりします。
「仕方がない、人生とはこういうもの。」と自分に言い聞かせて
静かに余生を送る、これが「マイナス生活」です。

私は歳をとっても若い頃のように元気で楽しく暮らしたい。
だから「マイナス生活」に陥りたくないのですが、
人間の寿命とか社会の仕組みとか、
抗えないマイナスをゼロにすることはできません。
でも、そのマイナスを小さくすることはできます。
そして、マイナスを補うプラスがあれば、
トータルでゼロか、多少でもプラスにすることができます。
私はそんなことを考えて「プラス生活」を心がけています。

プラス生活の要素はいろいろありますが、一番大切なのは人です。
私には愛する家族がいます。大切な仲間・友人・知人がいます。
私の人生のいろいろな場面にいろいろな人が登場して、
私を助けてくれました。ともに汗をかき、泣き、笑いました。
彼らの多くが今でも私を支えてくれている。
これがプラス生活の主役です。
さらに、この歳になっても、
求めれば新しい出会いがたくさんあります。
新しい友人・知人がさらにプラスを恵んでくれます。
私はこれからも人々との絆を大切にしながら、
「プラス生活」を実践してゆく覚悟です。

私は、高杉晋作の名言
「おもしろき こともなき世を おもしろく
              すみなすものは 心なりけり」を
私なりの解釈で坐右の銘のひとつとしてきましたが、
78歳になった私の「心」は「プラス生活を求めること」です。

こんな私ですが、皆様、これからもよろしくお願いします。
みなさんとこうして繋がっていられることが
「プラス生活」の最大の要因なのですから。
みなさんに感謝します。

2022年4月29日金曜日

赤ちゃん




この歳になって、
身近で誕生した赤ちゃんの可愛さの虜になっています。
抱っこしたり、ミルクを飲ませたり、
あやしていると時間を忘れます。
生まれて3ヶ月半になりますが、
日々の変化に驚き成長に感動します。
目が見えるようになって、
視線を交わすようになって、
見つめられると嬉しくて、
ニコッと笑ってくれると有頂天になります。
言葉にはならない声を出して何か言いたそうにするから、
こちらも似たような声で応じて、
勝手に意思の疎通を感じて楽しくなります。
我が子でも孫でも曾孫でもないのですが
♬なんでこんなにかわいいのかよ〜♬
こんな世の中だから、
このままではいずれ人類は滅びると憂いている私だから、
赤ちゃんの“無垢”に惹かれ、癒され、
その尊さを思い知らされます。
すべての人間の本質はこの“無垢”なのだと信じたくなります。
プーチンだって生まれたときは赤ちゃん、
それが何故に大量殺人者になるのか。
人間の本質を汚すのは、本能? 環境? それとも・・・?
4月24日放送のNHKスペシャル
「ヒューマン・エイジ 人間の時代」は
「人類の未来はさらなる発展か破滅か」を問う好企画、
見応えがありました。このシリーズに期待しています。
0才と77才
これからの77年を人類が賢く歩んで
この子が幸せになりますように。