2022年1月26日水曜日

マル・タマ物語






我が家のペット、
熱帯魚ディスカスのマルちゃんとタマちゃんです。
マルちゃんが我が家にやってきた経緯は1年前に投稿しました。
それからの後日談、ちょっと長くなりますが・・・
愛嬌者のマルちゃんはあっという間に我が家のマスコットに
なりました。水槽の維持や水質の管理なども私にとっては
楽しい暇潰しになり、芳子さんもマルちゃんを可愛がって
世話を手伝ってくれます。特に、大量発生する小さなタニシを
駆除する芳子さんの技は名人級です。夫婦でマルちゃんを
眺めながら過ごす長閑な時間が増えてきました。
マルちゃんは頻繁に産卵します。
1日・2日は健気に卵を守るのですが、雄がいませんから
受精卵になるはずもなく、そのうちに卵を食べてしまいます。
その繰り返しを見た芳子さんが「かわいそうね」と言うので、
その機を逃さず「ペアにしてやろうよ」。
ふたりでトロピランド小平店へ。
でも、知ってはいたのですが、
「ディスカスの雄をください」と言って買えるものでは
ないのです。手頃な大きさの色とりどりのディスカスが
たくさん泳ぎ回っていても雄雌はまったく分かりません。
店員さんも分からないのです。複数のディスカスを
飼育するうちに自然にペアができるのだそうで、
既にペアになったディスカスを買うことはできます。
我が家の場合はマルちゃんありきですから、
何枚かのデイスカスをマルちゃんの水槽に入れて
ペアになるのを待つ、という方法しかありません。
我が家の60cm水槽にたくさんのディスカスを入れるのは
無理なので、雄だといいなぁ」と願いながら、当てずっぽうに
一枚を選んで購入、タマちゃんと名付けました。
当初、「マルが近寄るとタマが逃げる」の繰り返し、
一向に仲良くなる気配を見せずに3ヶ月ほど経った頃、
マルがまた産卵しました。突然、タマがマルに寄り添って、
卵を守る仕草を始めました。私たちは「しめた」と思いました。
マルが産んだ卵にタマが精子をかける、雌と雄の行動です。
マルとタマがペアになったのだと思ったのです。
でも、タマは雄の行動をせずにマルと一緒に卵を守るだけ、
3日目にはマルとタマが卵を食べてしまいました。
そんなことが何度か続いた後に、今度はタマが産卵しました。
その卵もマルとタマが3日目に食べてしまいました。
これで、タマは雌だとハッキリしました。
雌雄のペア作りには失敗しましたが、これで良かったのです。
この水槽の中で赤ちゃんがいっぱい生まれても育てることが
できませんから。
仲良しになったマルとタマが優雅に泳ぐのを見ているだけで
安らぎます。でも、マルとタマはそれぞれパートナーが
欲しいのかも知れませんね・・・・・我慢してもらって、
そのぶん、私たちがマルとタマを終生大切にします。

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