2022年3月24日木曜日

勧進帳



1月30日に国立小劇場で長唄「稀音家之會」が開催されました。
コロナ渦中でしたが、一門の皆様が安全対策も含めて協力、奮闘、出曲数29の盛会となりました。
この会で、私は孫の稀音家 六泰介と「勧進帳」を共演しました。
孫の泰介が小学校2年生の時に私が手ほどきをしたのですが、
それから10年余、泰介は稀音家 六四郎家元、稀音家六田嘉師匠、
そのほか諸先輩のお導きで、中学校2年生で稀音家六泰介となり、
その後も、勉強、クラブ活動と忙しい学生生活の中で
長唄三味線のお稽古は弛まずに続けております。
私は稀音家六泰介を株式会社にっぽん市に所属させ、
長唄演奏家としての将来に期待しております。
そんな泰介との共演は、いろいろな意味で私の夢の実現でした。
感慨無量の一言です。
その「勧進帳」の映像を「にっぽん市チャンネル」でご覧いただけます。
稀音家六泰介をお見知り置きくださり、応援してやっていただければ幸いです。

2022年1月31日月曜日

孫との共演「勧進帳」





私は燃え尽きました。
孫の表情にもヤリキッタ感。
やったね!と、ゲンコツタッチ。
うれしかった、しあわせでした。
夢が現になりました!!!
ありがとうございました(順不同です)
 この企画のプロデューサー (株)にっぽん市の羽田夏子代表
 ご支援くださった稀音家六四郎家元・ご一門のみなさん
 六泰介と私をご指導くださった稀音家六田嘉師匠
 よくやった! 孫の稀音家六泰介
 諸々の雑用をすべて取り仕切ってくれた浜口芳子さん
 コロナ渦中にご来場ご観覧くださった方々
 関連の投稿に反応してくださったみなさん
この「勧進帳」は
近日中に「にっぽん市チャンネル」で全編公開します。

2022年1月30日日曜日

稀音家之會




いよいよその日がやってきました。
夢が現になる日。きょう、国立小劇場で開催される稀音家之會で、私は孫の泰介と勧進帳を演奏します。孫の稀音家六泰介が立三味線、私、杵屋長八郎が立唄、多くの方々のご指導ご厚情によって実現しました。ありがとうございます。 
仕事柄、イベントには慣れているはずの私ですが、今回ばかりはドキドキで、昨日の下浚いも喉がかれて思うように唄えませんでした。でも、本番に強いはずなので😊
観に来てくださる皆様に大感謝‼️ 拍手をいただけるようにがんばります。
天気晴朗なれど心中波高し

2022年1月26日水曜日

マル・タマ物語






我が家のペット、
熱帯魚ディスカスのマルちゃんとタマちゃんです。
マルちゃんが我が家にやってきた経緯は1年前に投稿しました。
それからの後日談、ちょっと長くなりますが・・・
愛嬌者のマルちゃんはあっという間に我が家のマスコットに
なりました。水槽の維持や水質の管理なども私にとっては
楽しい暇潰しになり、芳子さんもマルちゃんを可愛がって
世話を手伝ってくれます。特に、大量発生する小さなタニシを
駆除する芳子さんの技は名人級です。夫婦でマルちゃんを
眺めながら過ごす長閑な時間が増えてきました。
マルちゃんは頻繁に産卵します。
1日・2日は健気に卵を守るのですが、雄がいませんから
受精卵になるはずもなく、そのうちに卵を食べてしまいます。
その繰り返しを見た芳子さんが「かわいそうね」と言うので、
その機を逃さず「ペアにしてやろうよ」。
ふたりでトロピランド小平店へ。
でも、知ってはいたのですが、
「ディスカスの雄をください」と言って買えるものでは
ないのです。手頃な大きさの色とりどりのディスカスが
たくさん泳ぎ回っていても雄雌はまったく分かりません。
店員さんも分からないのです。複数のディスカスを
飼育するうちに自然にペアができるのだそうで、
既にペアになったディスカスを買うことはできます。
我が家の場合はマルちゃんありきですから、
何枚かのデイスカスをマルちゃんの水槽に入れて
ペアになるのを待つ、という方法しかありません。
我が家の60cm水槽にたくさんのディスカスを入れるのは
無理なので、雄だといいなぁ」と願いながら、当てずっぽうに
一枚を選んで購入、タマちゃんと名付けました。
当初、「マルが近寄るとタマが逃げる」の繰り返し、
一向に仲良くなる気配を見せずに3ヶ月ほど経った頃、
マルがまた産卵しました。突然、タマがマルに寄り添って、
卵を守る仕草を始めました。私たちは「しめた」と思いました。
マルが産んだ卵にタマが精子をかける、雌と雄の行動です。
マルとタマがペアになったのだと思ったのです。
でも、タマは雄の行動をせずにマルと一緒に卵を守るだけ、
3日目にはマルとタマが卵を食べてしまいました。
そんなことが何度か続いた後に、今度はタマが産卵しました。
その卵もマルとタマが3日目に食べてしまいました。
これで、タマは雌だとハッキリしました。
雌雄のペア作りには失敗しましたが、これで良かったのです。
この水槽の中で赤ちゃんがいっぱい生まれても育てることが
できませんから。
仲良しになったマルとタマが優雅に泳ぐのを見ているだけで
安らぎます。でも、マルとタマはそれぞれパートナーが
欲しいのかも知れませんね・・・・・我慢してもらって、
そのぶん、私たちがマルとタマを終生大切にします。

2022年1月2日日曜日

謹賀新年2022



あけましておめでとうございます。

今年も「にっぽん市の浜口」から年賀状をお届けします。

今年の私の期するところは、

※寄る年波に負けないように心身の健康を保つこと
 昨年後半は体調不良が続いてあまり元気が出ませんでした。
 一念発起して、12月1日から私流のダイエットを始めて現在も継続中、
 少しずつ効果が出始めています。
春頃には見違えるような私になる予定です(笑)。

※納得できないことだらけの騒々しい世情に煩わされないこと
昨年の誕生日の投稿にも書きましたが、昨今の世情に失望しています。
だからと言って世直しをする力もない。ならば、世情に捕らわれずに、
遠慮せずに、「自分流・マイペース」を貫こうと覚悟しました。
新年早々にうれしいことがふたつもあります。

※にっぽん市のパートナー・羽田夏子が1月半ばに出産予定。
 曾孫に恵まれるような心持ちで誕生を楽しみにしています。

※前々から夢見ていたことが実現する運びとなりました。
1月30日(日)に国立小劇場で開催される「稀音家之會」で、
私は孫の稀音家六泰介と長唄・勧進帳の演奏に参加させていただきます。
稀音家六四郎家元様、稀音家六田嘉師匠様を始めお世話になる皆々様に
感謝と御礼を申し上げます。

私にとっては無上の喜びですが、いまは、大それた事を・・・
という不安のほうが大きくなってきてドキドキしております。
是非とも会場へ応援にきてください。

1月30日(日)・国立小劇場・第八回「稀音家之會」
「勧進帳」の演奏は18時頃です。

ご招待券を用意しますので、
contact@nipponichi.coまで ご連絡ください。

2021年10月8日金曜日

故郷(ふるさと)

緊急事態宣言は解除されましたが、
日常生活はこれからどうなっていくのでしょうか? 
withコロナ・・・いつもマスクを付けて、三密を避けて、飲食を制限されて、イベントは規模縮小、仕事も学校も人に会うのもリモート、そのほかいろいろ、あれはダメ、これもダメ。
一部の政治家や有識者は、早くから、軽々に、
「これまでの日常には戻れない」とwithコロナを提唱していますが、
私はいやです。コロナ以前の日常に戻りたいと切実に思います。
「侵されてなるものか」の気概を持って立ち向かいましょうよ。
神奈川県の「バーチャル解放区」に(気概を込めて)応募しました。
是非ご一見下さい。



拡散していただけると有り難いです

2021年9月1日水曜日

喜寿に寄せて

私の誕生日にメッセージをくださった皆様、ありがとうございました。
私はこの数ヶ月、with coronaの生活に疲れたのか、低調な日々を過ごしてきましたが、
皆様のおかげで、きょうから元気になれそうです。

昭和19年に命を授かって77年、
昭和を44年、平成を31年、令和を2年、生きてきました。
昭和<平成<令和と世の中が良くなってくれればよかったのですが、
残念ながらその実感はありません。むしろ、私にとっては、
昭和>平成>令和かな?
特にこの頃は、コロナも、オリンピックも、ジェンダーも、なにもかも、
わけのわからないこと、おもしろくないことばかり…
などと、ぼやいていてもはじまらない。
皆様への御礼を兼ねて、思いつくままの近況報告です。

私の妻の芳子さんも喜寿。中学1年の同級生ですから当たり前。
長らくお世話になっています。ごくろうさまでした。ありがとう。
この頃は、ふたりで話をしたり写真を見たり、
遠い昔に思いを馳せることが多くなりました。
ちゃんと覚えていることは少ないですね。
それでも、「思い出を辿れば万感あり」です。

私はいまも仕事をしているからか元気です。とは言っても、
血圧、肝機能、腎機能、手術後の後遺症、肥満、いろいろありまして、
50年前から命を預けているドクターにいつも叱られています。
定期的に診ていただいてドクターの指示に従っていますが、
そのほかはあまり気にしないようにしています。
喜寿ともなれば体力の衰えはやむを得ないでしょうから。

株式会社にっぽん市が現在の私の城です。
番組制作や映像制作を中心に
やり甲斐のある仕事だけをしています。

ジェイコム東京の「長っと散歩」は放送開始から5年、
地域密着メディアの基幹番組として、
現在は、府中・小金井・国分寺・調布、
立川・昭島・国立・東大和・武蔵村山、
小平・東村山・東久留米・清瀬・西東京、
杉並・中野・世田谷
14市3区で放送されています。
昨年からコロナ禍に振り回されながら制作していますが、
私は市長さん・区長さんにいつも敬意を抱いています。
みなさん誠実に地元の人たちに向き合って懸命に汗をかいておられます。
国政に関わる政治家たちにはこの誠実さと懸命さが決定的に欠けています。
日本の政治システムを地域主導に改革した方が良いと思います。

BSフジの「オールスター家族対抗歌合戦」はコロナ禍に負けました。
「歌声を合わせ、微笑みを交わし、みんなで幸せ」を
維持できる制作方法にたどりつくことができませんでした。
でも、諦めてはいません。
「オールスター家族対抗歌合戦」を制作できるということが
コロナ禍終結の証です。その日をとことん待ちます。

私の仕事のパートナー、にっぽん市代表の羽田夏子(結婚して澤木夏子)が
来年1月に出産予定です。彼女の産休は仕事上のピンチなのですが、
なんとか乗り切らなくてはと、自分に活を入れています。
無事に元気なあかちゃんが生まれますようにと祈っています。
「ぼくが名前を付ける」と押し売りしています。
母となる夏子を祝福し、才媛・夏子が、薄っぺらの男女平等論を超越する
素晴らしい女性になってくれることを確信しています。

半年ほど前に娘夫婦・3人の孫たちが家庭麻雀を始めて私たち夫婦も参戦、
勢い余って全自動麻雀卓を購入、月に一回か二回のペースで楽しんでいます。
初心者だった孫たちがもはや一人前、いい勝負をするようになりました。
勝っても負けても損得なしの麻雀がこんなに楽しいものとは知らなかった。

孫の泰介(稀音家六泰介)と私(杵屋長八郎)は、いま長唄の稽古に励んでいます。
新年1月30日、国立小劇場、稀音家一門会の舞台で、
「泰介が立三味線、私が立唄、勧進帳を共演しよう」と企んでいるのです。
実現したら、こんなに嬉しいことはもうないでしょう。「冥土の土産」です。
その節はあらためてお知らせしますから観に来てください。

おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなすものは 心なりけり

毎日、おもしろいことを考え、探しています。