2018年8月12日日曜日

古墳で考えました



J:COMの「長っと散歩」、府中市の次回企画は市内の古墳巡りです。
8月6日にそのロケハンに行ってきました。
府中市文化スポーツ部ふるさと文化財課の西野善勝さんにご案内いただいて、
高倉塚古墳御嶽塚古墳武蔵府中熊野神社古墳を訪れました。
考古学には疎い私ですが、住宅街の中の古墳を目の当たりにして
古代を想像し歴史に思いを馳せ、単純に感動しました。
そして……たまたまこの日は広島「原爆の日」、
家を出る時に平和記念式典のテレビ中継を視て覚えた空しさを思い出しました。

毎年、同じように、原爆の悲惨さが語られ、
核兵器廃絶が訴えられ、平和への祈りが捧げられるこの恒例のイベント。
イベントは年々立派になっても平和の兆しは一向に見えません。
いつか目的を達する日が来るのでしょうか?
唯一の被爆国であり核廃絶を訴えて原爆の日に平和を祈念する日本が
核兵器禁止の国際条約には不参加?
総理や外相がどんな理由を並べ立てても納得できませんよ。
もっと本気になれないものでしょうか。
何千年もの間、人間は戦争を繰り返し、
戦争の悲惨さや空虚さを嫌と言うほど味わってきたはずなのに、
懲りないのですね、学ばないのですね。
いまだに人間同志が傷つけあい殺しあうことをやめない。
なぜでしょうか? 
そこを本気で問わなければ人間に万物の霊長たる資格はない。
早晩滅びると思うのです。

府中市の古墳群は6世紀、7世紀のものだそうです。
およそ1500年前です。
その頃の人々はどんな生活をしていたのか、知りたいなぁと思います。
もしかしたら、現代の私たちよりも利口で幸せだったかもしれませんね。
文明が進化するにつれて人間が退化している、
そんなことがないとは言い切れないでしょう。

8月20日のJ:COMの「長っと散歩」府中市古墳群の収録が楽しみです。
放送は9月16日~9月30日(府中市・小金井市・国分寺市・調布市)です。

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